📖 ゼカリヤ書 2:1–13 〈神ご自身が宿られる城壁のない都〉

📖 ゼカリヤ書 2:1–13 〈神ご自身が宿られる城壁のない都〉

5 主の御告げ。わたしはその周囲を火の城壁とし、その中で栄光となる。


神が建てられる安全な都

ゼカリヤは、捕囚から帰還した民にこう宣言しました。「主があなたがたの周囲を火の城壁として囲まれる」と(2:5)。エルサレムの城壁はまだ崩れていましたが、神は人間の築く防御ではなく、ご自身の臨在によって守ると約束されました。
私たちの人生にも、崩れた城壁のような時があります。経済の不安、人間関係の傷、健康や働きの限界…。その中で神は「わたしがあなたの城壁となる」と語られます。真の安全は、私たちの力や環境ではなく、「神がともにおられること」にあります。


恵みによる神の招き

神は「北の地から逃げよ」(2:6)と呼びかけ、捕らわれた民を招かれました。これは恵みの招きです。罪と世の束縛から離れ、神のもとへ帰るようにとの愛の呼びかけです。
その招きは「場所の移動」ではなく、「アイデンティティの回復」です。神はご自身の民を再び御住まいとされ、「主は聖なる地でユダを御自分の嗣業とし、再びエルサレムを選ばれる」(2:12)と約束されました。
この約束は今日、福音によって回復された教会の共同体の中で実現しています。


すべての国々が神に帰るとき

ゼカリヤはこう預言します。「その日、多くの国々が主に連なり、わたしの民となる」(2:11)。福音は国境や民族を越えて、すべての人々を一つにします。
この言葉は、ローマ人への手紙15章でパウロが引用した「告げ知らされなかった者が見るようになり、聞かなかった者が悟るようになる」(15:21)という宣言とつながっています。
神の臨在は特定の民族のためだけではなく、すべての民への救いの歴史です。いまも神はこの地で福音の都を建てておられます。人間の努力や計画ではなく、聖霊の火の城壁が神の教会を守り、拡げていくのです。


🙏 祈り

天の父なる神よ、
この世の城壁が崩れても、あなたご自身が火の城壁となって守ってくださることを感謝します。
私たちの誇りや頼みを手放し、主の臨在のうちにとどまらせてください。
福音の炎がこの地に燃え広がり、すべての国々があなたの名を呼び求めるようにしてください。
私たちの働きと人生が、あなたの栄光を現す神殿となりますように。


💡 黙想のポイント

神は人間の力ではなく、ご自身の臨在によって私たちを守られます。
神の呼びかけは「逃げよ」ではなく、「帰って来なさい」という愛の招きです。
今日も聖霊の火があなたと教会を囲んでいることを信じて歩みましょう。
福音はすべての民を神の神殿に造り上げる働きであり、その中心にはイエス・キリストがおられます。


🔍 適用

あなたの人生で「神より信頼している城壁」は何でしょうか?
福音をまだ知らない隣人に「火の城壁である神」を伝える一歩を踏み出してみましょう。
教会や共同体が「世の安全」ではなく「神の臨在」に根ざすように祈りましょう。
すべての国々が「神ご自身が住まわれる都」となるように執り成しましょう。

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