マタイの福音書 8:1–13 〈 資格なき者に注がれた恵み、信仰によって現される権威 〉
📖 マタイの福音書 8:1–13 〈 資格なき者に注がれた恵み、信仰によって現される権威 〉
13 イエスは百人隊長に言われた。
「行きなさい。あなたが信じたとおりになるように。」
すると、その時、しもべは癒された。
✨ 汚れた者に手を伸ばされるイエスの恵み
らい病人は、当時の社会において隔離され、排除された存在でした。
彼は自分が「汚れた者」であることを知っていましたが、イエスの前に進み出て、こう告白します。
「主よ、もしみこころなら、私をきよくすることがおできになります」(マタ 8:2)。
彼は自分の資格を主張しませんでした。
ただ、イエスの御心と御力だけを信頼したのです。
イエスは彼を避けることなく、手を伸ばして触れられました。
神の恵みは、汚れよりもはるかに強く、
私たちの人生の最も恥ずかしい場所にまで届くのです。
✨ 権威の下にある信仰、言葉によって働かれる主
異邦人である百人隊長は、ユダヤ社会の中心から外にいた人物でした。
しかし彼は、イエスの権威を正しく理解していました。
「ただお言葉を下さい。そうすれば、私のしもべは癒されます」(マタ 8:8)。
彼は、イエスを「距離や空間を超えて命じられる主」として信じていました。
イエスはこの信仰を大いに喜ばれ、
「このような信仰を、イスラエルの中でも見たことがない」と言われます。
これは、キリストの権威を信頼する信仰こそが、
救いの通路であることを示しています。
✨ 恵みによって招き入れられる神の国
イエスは、多くの異邦人が信仰によって神の国の宴に招かれることを語られました(マタ 8:11)。
一方で、自分は中にいると思っていた者が、外に追い出されることもあり得ます。
救いは資格ではなく、恵みです。
行いではなく、信仰によって与えられるものです。
これこそが福音の光です。
私たちは皆、らい病人のような存在であり、
また百人隊長のように、恵みに招かれた者なのです。
🙏 祈り
恵みの主よ、
資格のない私たちに、先に近づいてくださったことを感謝します。
自分をきよいと思い込むことがないようにし、
主の御心とみことばを全面的に信頼する者としてください。
形式や背景に頼るのではなく、
ただイエス・キリストの権威と恵みだけを握りしめて歩ませてください。
🔍 適用
・ 私は主の前に、自分の資格を差し出していないでしょうか。
・ 問題の前で、環境よりも主の御言葉を信頼しているでしょうか。
・ 自分と異なる背景を持つ人も、同じ恵みの対象であることを覚え、福音を分かち合いましょう。
💡 黙想ポイント
イエスは、信仰をもって近づく者を癒される主です。
今日も「ただお言葉を下さい」という百人隊長の告白をもって生きなさい。
その恵みが、あなたの人生を新しくします。
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